西岡茂樹プロフィール

西岡茂樹の写真

合唱指揮者。1955年2月10日生。

合唱指揮を田中信昭、須賀敬一の両氏に師事。

高校より合唱と指揮を始め、1979年には大阪の老舗合唱団である豊中混声合唱団に入団、1989年より常任指揮者を務めている。

指揮活動は多岐に亘るが、その最大の関心は、『世界に誇ることができる日本固有の合唱芸術の創造』にあり、現代日本の創作家の意欲的な作品を、委嘱初演を含めて、とりあげ続けている。

これまでに、池辺晋一郎、一柳慧、伊藤康英、魚路恭子、木下牧子、鈴木英明、田三郎、千原英喜[3曲]、寺嶋陸也[5曲]、徳山美奈子[2曲]、新実徳英、信長貴富、萩京子[6曲]、松下耕、三善晃[4曲]、矢田部宏、山中千佳子[2曲]、山岸徹(五十音順)の諸氏等への委嘱・初演を成功させている。

さらに、2001年には豊混の支援を受け、次世代の合唱人の育成のために豊中少年少女合唱団を創設、その必然的結果として生まれた両団のコラボレーションによる「芸術作品としての“大人と子どもが共に歌う合唱”」は、新しい潮流として大きな注目を集めている。

また、柴田南雄氏のシアターピース群、高橋悠治氏の異色作、邦楽器とのコラボレーションなどにも精力的に取り組んでいる。

現在、豊中混声合唱団、豊中少年少女合唱団、豊中ユース合唱団、女声合唱団あい(山口県)、女声合唱団Stella(三田市)等の指揮者を務める他、高校合唱部・大学合唱団・一般団体への客演指揮、各種合唱コンクールの審査員、合唱講習会の講師などを務める機会も多い。

関西合唱連盟理事、大阪府合唱連盟副理事長、宝塚国際室内合唱コンクール委員会常任理事、21世紀の合唱を考える会「音楽樹」会員・監査役、日本合唱指揮者協会会員、奈良学園大学名誉教授。 ホームページ https://www.shigekinishioka.com/

 

平成20年度 周南市文化振興賞(山口県)受賞