新しいうたを創る会

関西支部 第4回、第5回 初演演奏会


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チラシ表の内容は下記の通りです

涅槃

詩:萩原朔太郎   曲:西村 朗

ソプラノ:飯沼京子   ピアノ:高野麻里子

あなたにサタンがいるなんて

詩:白石かずこ   曲:三善 晃

ソプラノ:村上怜子   ピアノ:岡本真理子

野のマリア より

短歌:長森光代   曲:原 嘉壽子

ソプラノ:金房儀子   尺八:永廣孝山   ピアノ:三成育子

寝物語

詩:藤井貞和   曲:高橋悠治

唄:西岡茂樹    箏:小林道恵

English Winds

詩:林 望     曲:野平一郎

ソプラノ:紀之定淳規 アルト:渡邊由美子 ピアノ:木島美沙子

疑似伝説 島の起源

詩:池澤夏樹   曲:池辺晋一郎

テノール:畑 儀文   ピアノ:金子正樹

子供のお祈り その一・その三  カニツンツン 

詩:ヨアヒム・リンゲルナッツ 訳:板倉鞆音   詩:金関寿夫

曲:間宮芳生

ソプラノ:日下部祐子  ピアノ:藤沢篤子

 

日時:1999年5月4日(祝・火) 14時開演

場所:西宮市甲東ホール(裏面に地図)

入場料:会員・学生1,000円 一般2,000

お問い合わせ(西岡)0797-88-1890


出演者プロフィール

■飯沼京子(SOP

 

神戸女学院大学音楽学部音楽科声楽専攻卒業。畑きみ子氏に師事。

1989年より、ジョイントリサイタルを5回開催。歌曲を中心としたソロ活動の他、現代邦人作品の初演、合唱曲のソリスト、ミュージカル等多数出演。女性9人による声楽アンサンブル「プティ タ プティ」のメンバーとしても活躍中。

合唱の分野では指揮者として関西で広く活躍、ヴォイストレーナーとしても大和銀行合唱団他で大きく貢献している。

現在、梅花女子大学合唱団常任指揮者・ヴォイストレーナー、岐阜大学コーラスクラブ技術顧問・ヴォイストレーナー、大和銀行合唱団ヴォイストレーナー、KCクローバー指揮者、「平成指揮者十人の会」同人、大阪府合唱連盟理事。

 

■高野麻里子(Pf)

 

神戸女学院大学音楽学部音楽科ピアノ専攻卒業。

金沢明子、水野紀子、音川紘一各氏に師事。第114回フレッシュアーティストコンサートに出演。

現在、合唱、声楽の伴奏者として活躍中。

 

■村上怜子 (Sop)

 

武庫川女子大学音楽学部声楽科卒業。

ウィーン国立音楽大学発声科、リート・オラトリオ科卒業。最優秀賞受賞。

伊藤かがほ、名所君子、浦山弘三、I.ラップフ、R.ショルム、R.オール、K.エクヴィルーツの各氏に師事。

現在、日本シューベルト協会会員、音楽家ユニオン会員、近鉄文化サロン「ミユージカルナンバーを唄う」の講師、Music Fellows たまねぎ メンバー。

浪速短期大学非常勤講師。

 

■岡本真理子(Pf)

 

同志社女子大学音楽学科ピアノ専攻卒業。

幼少より杉本千代子氏のもとでピアノをはじめる。ピアノを学ぶかたわら作曲に興味をもち、創作オペレッタに出演。ピアノを田隈靖子、笠原進、馬場和世の各氏に師事。現在、ソロ、アンサンブル、合唱伴奏ピアノのほか創作作品の編曲などの活動を展開している。近年、クラシック音楽をベースにシンセサイザーを加え、アンサンブル活動を続けている。新しいうたを創る会会員。

第1回「新しいうたを創る会」委嘱曲、三善晃作曲《五柳五酒》および第2回委嘱曲、三善晃作曲《カニの帰郷》の関西初演でピアノ伴奏を務めている。

 

■金房 儀子(SOP)

神戸女学院中高部より同大学英文学科へ進み、在学中に米国へ留学。オハイオ州ディファイアンス大学にて音楽部声楽科に編入、最優秀の成績にて卒業する。在学中より学内や教会のソリストとして多方面で活躍。帰国後は岡田晴美氏に師事し研鑽を積んだ。

合唱歴も長く、神戸中央合唱団、東京コンサートシンガーズや、在米中はヒューストンシンフォニーコラール等、数々の合唱団で歌ってきた。5年前に女声アンサンブル 「ヴォア・セレステ」を結成、リーダーとして活動中。新しいうたを創る会、新しい合唱音楽研究会会員。

第3回「新しいうたを創る会」委嘱曲、藤家渓子作曲《さんぽ・わかれ・とんび》を関西初演。

 

■永廣孝山(ながひろこうざん)

 

1970年 大阪府豊中市生まれ

    10歳より尺八を小柳滸山師に師事

1985年 都山流尺八准師範検定試験首席登第(15歳)

1987年 NHKラジオ「邦楽のひととき」にて「壱越」を初放送(箏・中山いずみ)

1988年 師範検定試験首席登第(18歳)

1989年 NHKラジオ「邦楽のひととき」「現代の日本音楽」放送

1990年 NHK邦楽技能者育成会35期修了

     小林道恵とジョイント・リサイタル開催

1991年 ギャラクシーホールにて第1回尺八リサイタル開催

1993年 NHK邦楽オーディション合格

     丹波田園交響ホ−ルにて第2回尺八リサイタル開催

     都山流尺八本曲コンクール全国大会にて金賞、文部大臣奨励賞受賞

1994年 エナジーホールにて第3回尺八リサイタル開催

     大阪市が文化・芸術の担い手に贈る「咲くやこの花賞」を受賞

1995年 阪神大震災救援チャリティーコンサート「尺八inフェニックス」を

    ザ・フェニックスホールにて開催

    ザ・フェニックスホールにて第4回尺八リサイタル開催、このリサイタルで

    「大阪文化祭奨励賞」を受賞

1996年 都山流大師範昇格

    ザ・フェニックスホールにて第6回尺八リサイタル開催、このリサイタルで

    「大阪文化祭奨励賞」を受賞

1997年 「都山賞」を受賞

 

  (邦楽界に新風を吹き込むべく、テレビ・ラジオ・ステージ等で活躍中)

 

■三成育子(Pf)

 

神戸女学院大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。梅村玲子、浅田綾子、ロバート・ワード、ナンシー・サラスの各氏に師事。主に合唱、声楽の伴奏者として活動。女声アンサンブル「ヴォア・セレステ」メンバー。

 

■小林道恵(こばやしみちえ)

 

1988年 高崎短期大学音楽科卒業、ジャパン・ウィークドイツ公演参加

1989年 同専攻科卒業

1990年 NHK邦楽技能者育成会第35期修了、尺八 永廣孝山とジョイント・リサイタルを開催、箏・尺八アンサンブル「モザイク」結成、現在までに9回コンサートを行う。

1991年 日本伝統芸術文化使節団としてベルギー公演出演

1992年 沢井一恵氏と共にカナダコンサートツアー参加

1993年 NHK邦楽オーディション合格

1995年 沢井忠夫氏・沢井一恵氏と共にアメリカコンサートツアー参加

199910月 イシハラホールにてリサイタル予定

沢井箏曲院教師、沢井忠夫合奏団団員、沢井忠夫氏・沢井一恵氏に師事。

現在、大阪・東京を中心にコンサート活動を行っている。

 

■紀之定淳規(きのさだあつみ)

 

大阪芸術大学芸術学部演奏学科声楽専攻卒業。

堺市新人演奏会、池田市アゼリア新人演奏会に出演。和歌山音楽コンクール第3位入賞。和泉市少年少女合唱団指揮者。東大谷高校非常勤講師。久保惣ホール・サロンコンサート委員。テレマン室内合唱団所属。自民党大阪府連合唱団指揮者。

(故)松本寛子、マリア・ルス・アルバレス、畑儀文の諸氏に師事。

 

■渡邊由美子(わたなべゆみこ)

 

大阪音楽大学大学院歌曲専攻修了。

テレマン室内合唱団、バロック・コア・テレマンの主要なメンバーとして、またソリストとして活躍の幅を拡げ、ドイツ歌曲を中心とリサイタルを行うなど、各方面より客演依頼も併せて積極的な演奏活動を展開している。

JS.バッハの「ロ短調ミサ」「復活祭オラトリオ」「ヨハネ受難曲」「クリスマスオラトリオ」、GF.へンデル「メサイア」などのソリストとして多くのレパートリーを有し、関西でのこの分野に於ける数少ないアルト歌手として貴重な存在である。

尚、19959月「第108回テレマン協会定期演奏会“オラトリオ”〈ソロモン〉」の本邦初演に於いて、その主役であるソロモン王を見事に歌いきり、各方面より絶賛を博す。また、1997年の「渡邊由美子アルトリサイタル(いずみホール)」の成果に対し「大阪文化祭本賞」を受賞。

現在テレマン協会会員、関西女子短期大学助教授。

第2回「新しいうたを創る会」委嘱曲、三善晃作曲《カニの帰郷》を関西初演。

 

■木島美紗子(きじまみさこ)

 

大阪音楽大学ピアノ科卒業。在学中より10年間、関西二期会ピアニストを務める。

朝比奈隆指揮による大阪フィルハーモニー交響楽団のソリスト、幸楽会コンサート他、多数の演奏会に出演。

豊中混声合唱団、東京荒川少年少女合唱隊、東海メールクワイヤー、リヒト・クライス(東京)などで、主に作曲家高田三郎氏の作品のピアノ・オルガン伴奏を務める。

1992年、1995年はイスラエルへ、1994年はローマ・サンピエトロ大聖堂での演奏に高田氏の伴奏者として同行。

カトリック教会オルガニスト。永井静子、伊達純、F・ブルックマンの各氏に師事。

 

■畑儀文(はたよしふみ)

 

 

■金子正樹(かねこまさき)

 

大阪音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。

学外卒業演奏会に選ばれる。大学推薦第9回西宮フレッシュアーティストコンサートに出演。中世〜現代の作曲家50人を取り上げた演奏会「音楽史」を企画、出演。

マーラー生誕130年記念演奏会に出演(ムジークアハト主催)。90年ベートーヴェン「第9交響曲」を2台のピアノ(オットージンガー編)演奏で日本初演。大学在学中よりソロ活動を中心に、器楽および声楽の伴奏者として活動。声楽の分野では96年、フォーレ「レクイエム」、J.S.バッハ「復活祭オラトリオ」のソリストを、97年シューベルトとマーラーの歌曲にてジョイントリサイタル。98年、ブラームス「愛の歌」、ハイドン「四季」のシモン。99年には畑儀文氏の伴奏によるシューベルト「冬の旅」でリサイタル。作曲の分野では歌曲、合唱曲の発表、また自作曲のCD出版、テレビ番組の音楽を担当。また各種合唱団の指揮者、ピアニストとしても活動している。

西宮音楽協会会員、テレマン室内合唱団団員。関西女子短期大学非常勤講師。

 

■日下部祐子(くさかべゆうこ)

 

京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。同大学院音楽研究科声楽専攻修了。

フランス音楽コンクール入賞。大阪日仏協会賞・フランス総領事賞受賞。

第3回日本国際モーツァルト音楽コンクール入選。

飯塚新人音楽コンクール第3位。

友愛ドイツリートコンクール第1位。平成3年度文部大臣奨励賞受賞。

京都市、神戸市、日仏学館、OJABその他の主催による国内外でのリサイタルやコンサート、又東京における「日本の音楽展」シリーズをはじめとする現代作品の演奏会、邦人作品の初演も数多く手掛ける一方、オペラでは、「コジ・ファン・トゥッテ」のデスピーナ、「魔笛」のパミーナやパパゲーナ等モーツァルトの主だったレパートリーから邦人オペラのヒロイン、第九やミサ曲のソプラノ・ソロとして、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団他多くのオーケストラと共演している。

日本シューベルト協会会員。関西歌劇団々員。京都音楽家クラブ会員。

 

 

■藤澤篤子(ふじさわあつこ)

相愛女子大学(現相愛大学)音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。故武田邦夫、故井口基成、志賀宗三郎の諸氏に師事。四台のピアノコンツェルト(バッハ)、デュオコンサート等に出演の他、多くの声楽家、合唱団と、リサイタル、コンクール、CD録音等で共演している。現在、合唱団京都エコー、住友金属混声合唱団、女声合唱団セシリア、立命館大学メンネルコール、大阪大学男声合唱団、淀川工業高校グリークラブ等、関西の主要な合唱団のピアニストとして活躍中。関西合唱連盟長井賞受賞。東芝EMIより「日本の四季」「方舟」、BMGビクターより「風に鳴る笛」がCD録音されている。

 


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